桐島、部活やめるってよ 感想 / 誰もが経験した青春

桐島部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ。

どうも、ゆきお( @MirokuNet)です。

高校生の複雑な心理葛藤を作品にしたもの。恋愛、部活、表面上の交友関係…。
高校生の頃に経験したスクールカースト彷彿させるヒューマンドラマです。
傷つきながらも青春を走る抜ける若者を見ると、こんな時代あったなーと共感できる良作です。

評価3.5

あらすじ

とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。
参照:シネマトゥデイ

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桐島、部活やめるってよ。感想

スクールカーストの神にいる桐島が姿を消すことで揺れ動く人間模様。
ちなみに桐島は出演しません。別にこれはネタバレじゃないでしょ笑。

スクールカースト末端の神木隆之介 、イケてるグループ山本美月、橋本愛、東出昌大が主な軸です。
誰が主役というわけじゃありません。DVDパッケージは神木くんだけど笑。

桐島が姿を消すことで、イケてるグループの人間関係が揺れ動くさまは妙にリアリティがあります。

桐島と連絡が取れないことによって彼女役の山本美月が落ち込む姿を「心配しているふりして楽しんでいる女友だち」はあるあると思いました。
そういった底意地の悪さを絶妙な表情で描写するうまさは堪能できます。

女子グループの表面上の付き合い、仲のいいふり、グループの中でさらにグループがあるのって現実をしっかり捉えています。
友だちでも本音を言える人言えない人ってありますよね。
そんな心理描写には見ていて面白味がありました。

男子グループもだらだらと過ごしているだけのグループ、部活をがんばっているグループなどに分けられます。
その力関係は高校特有のもので、日常ではイケてるグループに支配されている、神木くんを筆頭とするイケてないグループを妙に応援したくなりました。

終わり方はスッキリしませんが、それぞれの立場を主観的に表現できており、高校生のの悩み、孤独、恋愛を思い返せる良作です

桐島、部活やめるってよ。共感できたこと

僕の高校時代に重ね合わせて、共有できることはいくつかありました。
スクールカースト末端に位置していたゆえ、イケてるグループがうらやましくあり、関わりたくない、目障りだと感じていること。

闇ですね。

そっち側です。

そのクラス内では、1年間同じ教室にいても一言も話さないことはあります。なんというか、自分には関係ない人たち。
高校の空気を思い返せすことができますね。作品中の

どこかに自分がいる

と探し出せるでしょう。

また登場人物たちは桐島がいなくなり困惑していっぱいいっぱいになるんですが、それで人に当たったり、どう感情を表現すればいいのか苦しんでいるさまは説得力あります。

人はいっぱいいっぱいになると、人格が変わるものだとよくわかります。大人になってもあることです。
そんな表現に共感できました。

ツッコミ

出演することのない桐島はそんなにすごいのか。
高校生でそこまでカリスマがあるってどんな奴?

これだけ周囲の人間を振り回すんだから、もっと桐島エピソードがほしかったな。神木くんからみて桐島はどんな性格なのか、絡みがないにしろ思いを表現してほしかった。

姿を消した桐島が学校に現れたのを見たってシーンがあるけど、そこ、うやむやになっているからよくわからずじまいです。
ふわっとして終わるので、はっきりしてよとツッコミます。

結局、桐島って誰だよ!

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こんな人におすすめ

高校時代を思い返したい人、表面上の友だち関係に疲れた人にはおすすめの作品です。
はげしい波のある作品ではないので、まったりとした時間に見た方がいいです

評価3.5

桐島部活やめるってよ