「国盗り物語」前編の感想

野望と戦国ロマンに浸ります。司馬遼太郎作「国盗り物語」全四巻です。前半と後半で二人の主人公が入れ替わる流れです。1,2巻は美濃の国盗り斉藤道三。3,4巻は天下布武の国盗り織田信長。

時は室町幕府末期。戦で荒れ果てた京の町。そこにたたずむのが斉藤道三こと松波庄九郎。斉藤道三と名を変えるのはさらに後のことです。油屋を巧みに乗っ取り、一国の主にまで昇り詰める天下の悪童!? 斉藤道三の国盗り物語が始まります。

国盗り|斉藤道三という男

この斉藤道三、行動力と知恵の力が非常に魅力的。ちなみに斉藤道三の若かりしころの異名はその賢さから「知恵第一の法蓮房」と呼ばれます。僕には無いものなのでちょっと憧れ。

行動力と知恵の力が存分に発揮されるのですが、そのため彼の国が欲しいという野望に巻き込まれていく人達が何ともはかなげ。口が達者で武芸も達者。そんな魅力に周りの人たちは強烈な磁石に引き寄せられるように強引に巻き込まれ、望まずとも人生を変えられていきます。それでもって野望のために何をするべきなのか。常に考えながら行動する斉藤道三は正直かっこいいです。

また極端に言うと彼は究極のエゴイスト。目標・欲求のために屁理屈を堂々と言い切るところ。こういう人種って現代もいると思う。

国盗り|斉藤道三に共感できたこと

仕事でも同じことだぁと思いました。もちろん仕事で屁理屈はいけませんが、自信を持って堂々と言い切ることは顧客への説得力があります。

僕自身の経験ですが顧客へプレゼンで堂々と言い切る話し方をすると顧客は「あー!」「うーん!」とよく頷いてくれます。
その姿はまるでTVショッピングで打ち合わせどうりにリアクションする観客のおばちゃん達を彷彿させるのですオオーw(*゚o゚*)w

この本を読む価値

戦国ロマンにどっぷり浸かることができます。約400年前の男たちが野望をもち、駆け回るさまに一気読みできました。感慨を受けるのは行動力と知恵の力。今こそ大事を為すときと思った時の「機を待って敏となす」姿は現代にも必要なことと思います。

僕自身も非常に参考になりました。

想像力が働きます。右脳に響きます。斉藤道三の戦での立ち回りはさすが司馬遼太郎というところで、彼がどのようにかけ走っているか、槍を振り回しているか右脳に映像が浮かびました。

こんな人に読んでほしい

歴史ロマンが好き、野望を成し得たい人など。僕はとても共感しました。後編は駆け抜けるように美濃の国を盗った斉藤道三から織田信長へと続きます。

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