ブログの読まれる記事タイトルの付け方ってどうやってつければいいの?
こんにちは、ユキノブ(@MirokuNet)です。
初心者のころはとくに悩みますよね。それくらいタイトル大事! まさに「タイトルなくしてブログなし」ってぐらい重要なこと。
実は、ぼくもスゴイ悩んでいました。しかし研究を重ねるうちに、読まれるタイトルには法則があると知る。 そこにはユーザーの興味を引くようなコツが!
コレはセンスというよりロジック(論理)だった。で、読まれる記事タイトルの付け方に元に変更したんです。
すると、アクセスが「おお、上がっとるやんけ」と嬉しいことに。
そんな体験があったので、今回はそのシンプルでわかりやすい秘密をご紹介しますね。
当てはめるだけだから簡単です!
目次
記事タイトルの付け方に何でこだわるの?
タイトルの付け方の前に、なぜこだわるのか?
重要なのでちょっとだけお話します。ネットで検索した時、結果一覧がどばーって表示されますよね。その中でパッと見で選んでいません?
つまり第一印象です。これを人に置き換えてみましょう。
タイトルは人でいえば外見です。人は見た目が9割と言われますが

外見で

と判断しちゃいますよね。まだ性格は関係ない。同じ理屈で、どんなにいい記事でもタイトルでグッと引き付けないと読んでもらえないんです。
だからこだわる。興味を持って読んでもらうために!
「読むか読まないか」はタイトルをパッと見で決める
先ほど話したようにユーザーはパッと見で決めます。つまりタイトルを読んでいない!
うぅ、読んでくれてないんだよ…。
読むというより見るんですよね。
そして、人が一瞬で理解できるのが13文字まで。
この論理を採用して有名なのがヤフーニュースだった。
(画像:ヤフーニュース)
ニュースの見出しを13文字収めている。半角を入れても13,5文字制限である。これにより、ユーザーは記事の「読む読まない」を決めていたってことなんです。
うわ~、めちゃくちゃためになる。
わずか13文字でユーザーの心をキャッチする、力の注ぎどころだな!
それでは具体的なタイトルの付け方いきましょう。
「役に立つ」と一目でわかる
「あ、コレ役に立つやつやん!」と一目でわかることが必要です。言ってしまえば「役に立つことにしか興味はない」でしょ。
だから、読み返さずに記事へ移動するのが理想ですね。
あなたも「無意識にクリックした」ことありませんか? あの感覚ですよ。「役に立つ」に誘導されたわけ。
そのために、タイトル中に「ベネフィット(読んで得られる利益)」「何をすればいいか」「どんな方法でするか」がわかる必要あり。
では「役に立つ」ことを簡単に説明しましょう。
「質問の答えがある」とわかる
知りたいことがあるから検索しますよね。
つまり「検索」とは「質問」だった。
タイトルで「答えあるよ」と語りかけないといけません。「あるよ」なわけで、答えを「まんま載せる」ことじゃない。
知りたいことは記事にあるから読んでねってこと。検索が「お腹 ダイエット」だったらお腹をへこませたい願望じゃないですか。だから
のように明らかな答え(驚異のお腹やせダイエット法)を用意します。ある程度、どんな言葉を使うか決まってくる。使い勝手がスゴクいいんです。
逆に答えがかみ合っていない例は
とか。

もうブログを読まなくなっちゃいます。確実に答えを用意することをお忘れなく。
答えの提示に使えるフレーズはコチラ↓
- ◯◯する方法
- ◯◯のコツ
- ◯◯の対処法
「ターゲット」を絞って語りかける
ターゲットだけに語りかけましょう。みんなに声かけするより断然訴える力が増します。
そもそも
記事は誰に対して書いたのか?
誰に読んでほしいのか?
ですもんね。
たとえば、本記事はブログ初心者さんに向けて作っている。初心者さんだけのために! 中級者や上級者は意識してない。偉そー笑。
さらに絞って言うと、ブログ始めて半年以内でアクセス、PVが伸びない。「タイトルに問題があるんちゃうか?」と思った人向け。
だから、タイトルに初心者と入れています。見た人は「あ、自分のことやん!」と思いますよね。
よって「自分に対しての記事」と判断されて読んでもらいやすくなる。絞って絞ってもいいわけですよ。
たとえば
英語を勉強している人はたくさんいます。20代の社会人に絞る。さらに通勤時間だけに絞る。
すると、当てはまる人は食いつきますよね。
同じく「赤ちゃんがいる30代のママへ」なんてこともできるわけ。「私のことやん!」となればいいんです。
絞っていれば訴える力はグイグイ伸びます。
使えるフレーズ↓
- ◯◯な人
- ◯◯初心者
- ◯◯なら(例:Webライターなら)
- ◯◯向け(例:Webライター向け)
「ベネフィット(未来の利益)」を入れる
ベネフィットとはなんぞや?
はい、これスッゴク単純に言うと「未来の利益」です。「はあ、未来の利益…」ですよね。
では、ダイエット記事で得られる未来の利益とは何でしょう。ウエスト-10cmじゃなくて…。
実は
学生時代のズボンがすっぽり履ける!
同窓会で「変わらないね」って言われる!
でしょう。
タイトルにするなら
のように「ウエストー10cmしたこと」によって得られる利益。「派生すること」「二次的な利益」と考えればいい。
▼こんな感じです
めっちゃシンプルに言えば
「できるようになったこと」。
あ、コレあんまり深く考えすぎないように笑。イメージをつかめれば十分ですから。
目的は想像力をかき立てて読みたくなること。ベネフィットがタイトルに入れば「コレ役に立つやつやーん」とうれしくなります。
使えるフレーズ例↓
- ◯◯したら◯◯になった
- ◯◯できるようになった(証言風)
「権威づけ」に惜しげもなく頼る
人って「肩書という権威」になぜか納得するもの。
だからニュース番組でも詳しいことは専門家が「あーだこーだ」説明すますよね。しかも、必ず肩書が付いている。
大学教授、軍事ジャーナリスト、◯◯の元料理人とか。
それだけで「ああ、この人はその分野のスッゲー権威なんだろうなー」と勝手に思い込んじゃう。いや、ホントかどうかは置いといてですよ。
でも、肩書には権威を感じてしまう。ぼくのような小者がひれ伏すんです笑。
思い返してみてください。UFO研究科とかオカルト研究家と名乗る人が真っ黒なサングラスにバンダナを巻いているだけで、ソレっぽく見せません?
でもって、「米軍の極秘情報なんですけどー」とか言っちゃってたら

と感心してしまう。
それほど権威には絶大な効果がある。
だから、使わない手はありません。え、どんな風に権威をタイトルに使えばいいかって?
- ◯◯に聞いた! ◯◯の方法
- ◯◯直伝!
- 地元の人だけが知っている名店!
- 年間300店舗の寿司店を渡り歩いた通がススメル厳選5店
とかね。でもコレ、他人からの権威付けじゃなくてもいいんです。むしろ、自分を権威付けするのもあり。
なんて、ブログ10万PV達成した権威でしょ。自分の経験や仕事で得た知識を「権威」として伝えるってこと。
人は権威に弱い、ブログ月20万PV達成(当ブログ)したのでわかりましたw
使えるフレーズ例↓
- ◯◯に聞いた!
- ◯◯直伝!
「32文字以内」にまるっと収める
Googleが検索結果に表示するのが32文字まで。
ソレ以上は「…」で表示される結果に。せっかく知恵を絞って考えたタイトルが全部表示されんと
悲しすぎる。
それにユーザーから見ても


てなハズいことになりかねません。まるっと収めれば「何を伝える記事」か分かるので、ユーザーも安心でしょ。


そんな時はムダな言い回しをカットしちゃいましょう。
カットして短くまとる
作ったタイトルを読み返すと「あれ、なんか長い」と気づきませんか? ムダな言い回しが入っているから。
タイトルに長い言葉は不要。短い方がスパッと頭に入りやすい。
なので歯切れよくしよう。
文章カットのコツを例で挙げますね。
▼言い回し自体を変えるコツ
▼バッサリ切り捨てるコツ
ムダな言い回しはバッサリ切り捨ててみてください。きれいサッパリしますよ。
「数字」を入れる
数字には説得力があります。遺伝子かも、人は数字に反応する。
だから入ってた方が断然いいですね。
▼数字なし
▼数字あり
いかがですか。数字が入っていればイメージつきます。何個なのか、どれくらいの期間か、わかりやすい。
でも入れ過ぎたら頭が追いつかなくなるので、2つ3つまでですね。
入れすぎるとこうなります。
▼数字入れすぎ


タイトルは読みやすさも大事! 適度に入れていきましょう。
使えるフレーズ↓
- 3つのコツ
- 厳選5つ
- 3つのステップ
「強い言葉」で引き付ける
読まれる記事には強い言葉が使われている。だから無意識にグッと引き付けられてしまうんです。
よく「絶対」とか「必見」などよく見かけますよね。そのグイグイくるやつですよ。強い言葉がないとおとなしめですが、一言でも入れば「押しの強さ」がでてきます。
つまり

とアピールすること。検索結果を流し見しているユーザーにグイグイいかなきゃいけません。
たとえば
▼強い言葉なし
▼強い言葉あり
だと全然違いませんか。「絶対使おう」と「神エディタ」が強い言葉に当たります。グイグイきてます。
強い言葉↓
- ◯◯すぎる
- 絶対
- 効果的
- オススメの
「簡単」にできると安心させる
タイトルを見て「ムズカシそう」と思ったらスルーする。そんな経験ありません?
ぼくは、難しそうと思ったらまず見ません。だって頭が疲れそうだから笑。スマホやパソコン画面見ながら難しい文章読むのってスッゴイ大変。
だからタイトルには「簡単にできる」ことをアピールしないとね。「時間もとられない」「自分にもできそう」って敷居の低さにユーザーは安心します。
では、「簡単そう」が入ってるといないで比べてみましょう。仮にダイエットヨガをやるとして1日に何分やるか。
吹き出し:ヨガでダイエットしたいけど時間ないんだよね~
▼1日に30分かかる
▼1日5分だけ

あきらかに1日5分の方が時短じゃないですか。「継続できそう」って思うし「そんなに簡単なら見てみよう」って思います。
また、「簡単」「誰でも」「初心者でもできる」といった言葉も有効。どんどん入れちゃおう。
使えるフレーズ例↓
- 1日5分(短い時間)
- 簡単
- 誰でも
- 初心者
「認知的不協和」でギャップ萌え
認知的不協和…? ムズカシイ単語がでてきたから簡単に言います。
ギャップ萌え。
人はギャップが好き。ツンがデレになった瞬間、ピークに達しますよね。「意外だなー」と感じた時に興味を引かれるでしょ。
だからこそ、記事タイトルに使えるんです。
では、コレをどうのように入れ込むのか。例を挙げましょう。



「えー、何で?」と興味を引かせることがポイントなんです。思わず秘密を知りたくなりますよね。
そうです、ソレが狙いですもん。
認知的不協和(ギャップ萌え)の作り方
- 「ダメそうな人」と「手が届きそうにないこと」を組み合わせる
- 「エリート」と「バカげたこと」を組み合わせる
- イメージと逆のことをやる
タイトルを作る順番
記事を書く前に仮タイトルをつけましょう。仮なんで後で修正していいんです。
ただし仮タイトルを修正した後、「内容が一致しない」ことにならないように。ユーザーからすれば

なんて怒られかねません。そうなると、もうブログに来なくなります。ちょっと例を見てみましょう。
「英語の発音がよくなるコツ」の記事を作ったとします。
▼仮タイトル
▼修正後(内容が一致しない)
記事内容は「英語の発音がよくなるコツ」なのにタイトル修正したら「英語と日本語の発音の違い」じゃ内容が違いすぎ。コレ注意です。
タイトル候補を作ろう
記事ができたら、仮タイトルを修正した本タイトル候補を10個作ってみるんです。もちろん、これまで紹介してきたタイトルの付け方を全て入れ込む必要はありません。
まあ、全部入れるのムリでしょ!
いい感じのバランスで詰め込んでみます。10個作ってみたら、その中から
いや、コレ違くない?
と思うモノを消去法でバッサリ切り捨てる。5個に絞ってさらに3個に。最後は1つです。
また、よさげなタイトルを組み合わせるっていう技も使えます。「コレとコレを組み合わせてみたらいいのできたー」ってこと案外あるんですよね。
ココまでのおさらい
- 仮タイトルをつけよう
- 本タイトルと記事の内容が一致していないか注意
- 本タイトル候補を10個作ってみよう
以上6ステップが初心者ブロガー向け記事タイトルの付け方
というわけで、シンプルな6ステップのお話でした。まずは数字を入れているとか、ターゲットを入れてみるとかやってみるといいでしょう。
手を付けやすいことから始める。ぼくのブログ経験で出した答えです。
ひとつひとつこなしていく内に、落ち着いて作業できちゃいますよ。
大丈夫です。
そして、人気ブロガーさんたちは記事タイトルの付け方がホントお上手! 思わずクリックしたくなりますもん。あ、スマホの場合はタップか。まあいいや笑。
何が言いたいかっていうと、他のブロガーさんが作ったタイトルもよく研究することですね。
記事の付け方ぜーんぶおさらい
- 役に立つと一目でわかる
- 32文字以内にまるっと収める
- 数字を入れる
- 強い言葉で引き付ける
- 簡単にできると思わせる
- 認知的不協和でギャップ萌え
偉そうに言うのもご愛嬌ってことですわ。
そんじゃこの辺で!