言葉使いは、TPO(時、場所、状況)で使い分けるものです。
正しい尊敬語、謙譲語、丁寧語も大切ですが、その前に「使っていい言葉なのかどうか」の判断を誤るケースがあります。
そんな話を取り上げてみましょう。
場に適した話し方-TPOのお話です。
【朝礼ネタ】ためになる話
ある高校教師の話を朝礼ネタに取り上げました。
教師のためになる指導話
福岡のある高校の話です。
ゴルフ部での挨拶で、生徒が監督に「ありした」と言ったそうです。
よく聞きますね。簡略敬語。
高校球児が代表例かもw
「あいがとうございました」 ⇒ 「したぁー!」
「おはようございます」 ⇒ 「はよざぁーず!」
などなど…etc.
ゴルフ部の監督は練習後、生徒が「ありした」と言ったところ、「そうじゃなくて、『ありがとうございました』でしょ」と指導したそうです。
生徒としては「指導されることじゃない」と思うかもしれませんが、そのゴルフ部では適さない使い方だったわけです。
つまり、TPOの問題ですね。
TPOに関連してこちらもどうぞ!
»朝礼ネタ質問
»朝礼ネタ説得力
朝礼ネタスピーチ
言葉のTPOをテーマにスピーチします。
あるゴルフ部で生徒が監督に「ありした」と言ったそうです。
監督は「『ありがとうございました』でしょ」と指導したそうです。その場では「ありした」ふさわしくなかったんですね。高校球児がよく使いそうですが(笑)
仕事に置き換えると、こういった簡略敬語は、八百屋、魚屋など粋な商売であれば好まれるかもしれません。
しかし、会社の挨拶、顧客との挨拶ではTPOに適わないものです。
慣れ親しんだ顧客でも、些細な言葉使いで印象が悪くなる。
しかし、ふさわしい言葉使いを意識すれば、信頼を積み重ねることができるでしょう。
ちいさなことですが、コツコツを信頼を積み重ねる言葉のTPOはいかがでしょうか。
ひと言
時事ネタがない時のどうぞ。