ビールは飲めば飲むほど太るもの。まさにこの考え方は一般常識になっているといっても過言ではないでしょう。なぜならぽっこり出たお腹のことを「ビールっ腹」と言われるほど。しかしビールを飲むから太るのでしょうか。ビールの飲み方・組み合わせの関係性で太るかどうかをみてみましょう。
ビールを飲むと太るのはホント?
ホントかウソかビール太る。結論から言うとビールを飲むから太るというわけではありません。その理由ですが、まずビールのカロリー。
ビールを飲んで体に蓄積されるカロリーは100mlあたり約15kcal程度とされています。ビール自体は蓄積されるカロリーは低いのです。
出典:ダイエットSlime
つまりビール自体に大きな太る原因というわけではないということです。もちろん飲み過ぎは禁物ですが。
ではなぜビールは太ると言われるのか
ビールは糖質を含んでいます。これが太るというイメージを強めてしまいました。しかしビールに含まれる糖質は500ml缶でもお茶碗で半分にも満たない量です。とても少ないわけです。ではなぜビールは太ると言われるのでしょう。これはビールを飲んだ時に起こる副作用に問題があります。
ビールに含まれている苦味成分や炭酸ガスは、胃壁を刺激して食欲を増進させてしまいます。ビール自体は蓄積するカロリーが少なくても、おつまみを食べ過ぎてしまうことで、太ってしまうのです。
出典:ダイエットSlime
とまぁ、ビールが起こす二次的作用に問題があるのですね。
- 苦味成分や炭酸ガスが
- 胃壁を刺激して食欲を増進させてしまう
たしかにビールを飲むと何か食べたくなる。それこそ揚げ物とか!そう、これです。これが太る原因なのです。ビールを飲んでバクバク食べてしまうのです。そして丸々としたビールっ腹となります。
つまり問題はおつまみです。それも高カロリーなもの
つい揚げ物・肉類・麺類などカロリーが高いものに手が伸びてしまうのです。これこそ太る原因。
事実、アルコールだけしか口にしないようなアルコール中毒の場合、痩せてきた、ということもあるほど。出典:M君
なるほど確かに!アルコール中毒者の人はやせているイメージがありますね。納得。
では太らないビールの飲み方とは
おつまみ編
- アブラが少ない高たんぱくのおつまみ……豆腐類、鶏のササミやムネ、内臓(ハツやセンマイ)、馬肉など。良く噛んで食べると、代謝を高めてくれる効果がアップ!
- 食物繊維が多いおつまみ……きのこや海藻、野菜の料理などを、ビールを飲む前に食べると、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、飲んだビールが体脂肪になりにくいです。他にも切り干し大根、かぼちゃ煮、ひじき煮、などのお惣菜や納豆、枝豆もおすすめです。
- 良く噛む必要があるもの……野菜スティック、ゴボウ、こんにゃく、イカの干し物など。食べすぎを防いでくれます。
出典:all about
ビール自体の飲み方編
やはり、全体量を抑える工夫が必要。ダイエット中は、
- 小さなジョッキで飲む
- とにかくゆっくり飲む
- 間にお茶などノンカロリーのソフトドリンクを挟む
- 飲みに行く頻度を下げる
- ノンアルコールの日を設ける
出典:all about
まとめ
ビールを飲むから太るだけではなく、おつまみに大きな原因があったようですね。ビールに食欲増進作用があったとは。それも高カロリーなものをほしくなるような!上手なビールの飲み方を実践しておいしく楽しく飲みたいですね。