朝礼ネタはクリスマスネタです。12月のメインイベントだといえるでしょう。働く人にとって、クリスマスとは何でしょうか。楽しむものだったり稼ぎ時だったり。家庭がある人、独身者、ともに過ごす相手がいる人いない人。
朝礼ネタで、どのように生かすかを考えます。様々な環境の相手にスピーチする訳ですから、クリスマスの雑学やためになる話など、みんなが楽しめるネタを仕入れましょう。
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朝礼ネタ − クリスマスの色々を集めました
クリスマスの始まり

12月25日はイエス・キリストの誕生日です。キリスト教ではこの日をお祝いします。しかし、キリスト教圏でなくても、多くの国が祝日としています。日本は勤勉なので働きますけどね!
では、いつ頃からクリスマスを祝い始めたのでしょうか。これは四世紀頃からといわれます。四世紀とは、西暦301年から400年までの100年間を指すので幅がありますね。イエス・キリストの生没は西暦の紀元前4年頃から紀元後28年頃までといわれるので、だいぶ後から祝い始めたんですね。
クリスマスツリーの雑学

クリスマスツリーは約四百年前ドイツで始まったといわれます。元々ドイツでは年末に窓や天井にお菓子などを飾る習慣がありました。クリスマスから正月まで一週間ぐらいしかないので、このまま飾り続けたのです。これはドイツ国王が始め世界中に伝わりました。
まとめると
- 約四百年前に始まる
- クリスマスから正月までやり続けた
- ドイツ国王から発祥
日本でクリスマスが流行ったのはいつから?

一説では十六世紀半ばから祝われたとされています。しかし、現代のようにブレイクしたのは六十年代から。キャバレーでクリスマスイベントを行い、サラリーマンに大ウケしました。しかし、不景気になると家で祝うものとなったという都市伝説があります。
クリスマスとケンタッキーの意外な関係

クリスマスといえばケンタッキーフライドチキンといえるのではないでしょうか。しかし、日本では元々アメリカのようなチキンやターキー(七面鳥)を食べる習慣はありませんでした。
ケンタッキーフライドチキンは「クリスマスにチキンを食べる」という企業戦略を着々と推し進めたのです。結果、クリスマスにはチキン! というイメージ付けに成功。
クリスマスケーキとは

クリスマスをお祝いして食べるケーキです。実は、日本でクリスマスケーキが販売されたのは一九二二年に不二家からです。
現在ではデコレーションケーキといわれ飾り付けがされていますが、欧米諸国では日本程飾り付けはされていません。ここに、企業戦略がうかがえます。
企業戦略に関連してサンタクロースの服が赤い理由を語る。
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クリスマスプレゼントの由来

サンタクロースのモデルとなったサン・ニコラスという人がいました。裕福なクリスチャンです。貧しい人にお金を分け与えるという人でした。その行為がクリスマスプレゼントの由来といわれます。
彼が窓からこっそり金貨を投げ入れようとしたが、開いていませんでした。煙突から家の中に落とすと、暖炉に干してあった靴下の中に入りました。これがクリスマスプレゼントの始まりだとされています。
朝礼スピーチする
では、朝礼スピーチしましょう。いくらネタを仕入れても、スピーチに変換できなければもったいない!
ここで、ちょっとスピーチ構成を考える。「起承転結」か「主張・理由・結論」。三分ぐらいなら「起承転結」、一言スピーチなら「主張・理由・結論」と使い分けよう。
スピーチ例(起承転結)
クリスマスプレゼントは靴下に入れる。実際は入らないけど(笑)。当たり前のようですが、理由をご存知でしょうか。サンタクロースのモデルとなったセント・ニコラスが煙突に金貨を投げ入れ、暖炉に干してあった靴下に入ったことからです。ここから広まったのです。
良い話、心をうつ話は感動を与え、世に広まります。芸能人の美談なんかもすぐに広まりますしね。しかも、ネット社会なので思わぬ広がりを見せることもあるでしょう。
私達の仕事も感動を与えるものです。感動は広がります。感動したお客様はリピーターとなり、新たなお客様をご紹介下さります。
感動を与え、広まり、社会に貢献できる、意義のある職務を全うしましょう。
スピーチ例(主張・理由・結論)
地道な努力は報われる話です。クリスマスにおいて、日本ではターキー(七面鳥)、チキンという習慣はありませんでした。しかし、ケンタッキーフライドチキンが「クリスマスにはチキン」を推し進めたのです。結果、根付きました。
「○○といえば○○」というイメージ戦略の努力は参考になります。お客様から「困ったら○○さんに相談しよう」というぐらい信頼を得ましょう。
一言
クリスマス楽しんでください。
読んでくれてありがとう。