朝礼ネタ雑学 江戸時代の面白い話8つ


朝礼ネタ江戸時代雑学です。時代劇でもいつも江戸時代が描かれているように不動の人気を誇ります。では朝礼ネタ雑学をどうぞ。

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江戸時代の面白い話

江戸時代とは

慶長8 (1603) 年から慶応3 (1867) 年にの265年間、江戸が政治の中心だった頃を江戸時代という。

最高でも全人口は3,000万人程度

江戸中期から後期、日本国内の人口は約3,000万人といわれる。現代が約1億3,000万人なので13分の1だ。

しかし3,000万人という数字に正確性はなく、武家の人口は省かれていたなどの説もある。あえて人口統計から省くのは、その時代さながらの風潮かもしれない。

ちなみに日本の中心、江戸には100万人の人が住んでいたと推測される。3,000万人のうち100万人が集まっていたことを考えれば、いかに活気があったかを想像できる。

飛脚はスパイも兼ねていた

宅配便の元祖といえる飛脚。東京~大阪間を片道5日、往復10日で行き来できる強健の職業だ。体にひねりを入れない独特の「ナンバ走り」で突っ走っていた。

その飛脚は民間の飛脚問屋以外にも幕府専用の継飛脚(つぎ飛脚)、藩専用の大名飛脚がある。この内、幕府・藩の飛脚は見聞した諸国の情勢をちくいち報告する。疫病、一揆、謀反の動き、天災など。現代のようにテレビやネットで情報が入らないから飛脚の報告は重要である。情報を仕入れるスパイ活動も兼ねていたわけだ。

ひげが禁止されていた

江戸時代前期、ひげが大流行する。武士はもちろん庶民もひげを生やしていた。加熱するひげブームに「待った」をかけたのが4代将軍・徳川家綱。1670年に「大ひげ禁止令」を出す。禁止令を出した理由は「堂々としたひげは荒っぽい男気をあおり、戦国時代を想起させ無頼の徒を増やす」と風紀的根拠(?)である。
ここで一時はおさまる。

それから約10年後、再びひげブーム到来。前回の禁止令では抑えることができなかったことを経験した幕府は、さらに罰金つきで「大ひげ禁止令」をだす。ようやくブームをゴリ押しで終わらせた。その後、明治に入るまでひげ禁止時代が続いたのである。ちなみに、明治時代になると反動のようにひげおじさんが溢れ返すようになった。

江戸時代の平均身長とは

日本人の身長は年々伸びてきている。150年ほど前の江戸時代の平均身長は

男性 155cm
女性 143cm

小柄である。しかし日本人は元々小柄ではなかった。弥生時代の平均身長は

男性 163cm
女性 152cm

そこそこの高さだ。だが、鎌倉時代以降縮まり始める。一説には肉食を禁じたことが理由とも考えられる。現代は食事の欧米化がすすみ肉食が一般化したので大柄化しつつある。せっかくなので江戸時代の偉人身長を紹介する。

徳川家康 159cm
徳川家光 157cm
西郷隆盛 179cm

火消しは火を消さないのが仕事

木造住宅が密集した江戸では火事が絶えなかった。「火事と喧嘩は江戸の花」といわれるど名物なのだ。しかし名物といってもあっては困るもの。そこで「町人火消し」が活躍する。

ところが、火消しは火を消さない。当時は水不足で、もちろん消防車もない。バケツを手渡しでハシゴするぐらい。そんな状況で火消しがやることは家屋の破壊である。火が広がらないために破壊することでおさめるのだ。火消しは家の構造をよく知る鳶(とび)が主に兼任していた。どうやって家屋を倒壊させて被害を最小限に抑えるかがみそだったのだ。

医者は医師試験なしでなれた

今でこそ医者は大学を出て試験に合格しないとなれないが、江戸時代では自称医者で通じた。後半では西洋医学が入ってきたが、ほとんどは漢方で脈を取って薬を処方する診療であった。

誰でもなれる職業だったので、いい加減な者も出てくる。ヤブ医者だ。いつもヤブの中で処方する薬を適当に探している姿からヤブ医者と揶揄(やゆ)された。

ねずみ小僧は義賊じゃない

ねずみ小僧といえば金持ちから金品を盗み貧しい庶民に配る義賊のイメージがある。ドラマでもねずみ小僧は義賊として讃えられる。しかし、実際のところは、どうだったのか。

ねずみ小僧こと次郎吉は捕まったときに白状している。大名屋敷ばかり狙ったのは商家より警備が甘かたったから。大名屋敷は盗みに入られたことを恥とし隠す傾向があったので好都合であったと。

では、盗んだお金はどうしていたのか。捕まった時「遊興費にすべてを使った」と自白している。役人から盗んだ金を庶民に配ったかと聞かれると「そんなお人よしではない」と答えている。本当にお人よしじゃないのか、庶民に迷惑がかからないために言ったのか、真偽は不明である。

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朝礼スピーチのコツ

江戸時代の雑学は年配に結構人気です。雑学を共有して、コミュニケーションの武器にしましょう。

披露した雑学がウケたら、使ってみるようにすすめるんです。納得したら、聞き手も今のあなたと同じ気分ですよって伝える。それが顧客と距離を縮めるひとつの方法ですって訴求しましょう。モチベーションの上がるスピーチをがんばろう。

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まとめ

朝礼ネタ雑学はいかがでしたか。江戸時代って安定の人気がありますからね。年配者にはウケがいいしぜひ試してください。


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雑記ブロガー。月間18万人に読まれる「働く君に花束を!」運営者。職場で無視されいじめにあったので『対会社、ハラスメント、仕事ネタ』について記事を書くようになりました。 内向型のポジティブヤロウです。

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