朝礼ネタは元気が出る朝礼。あなたは朝礼当番の際、どんな気持ちで取り組んでいるだろうか。緊張する、早く終わらせたい、そう思う人もいるだろう。逆にグイグイ引っ張るような活力ある朝礼にしたいという人、上司に好印象を与えたい人、思惑は様々かもしれない。
そこで共通して大事なことがある。どんな思いにせよ、朝礼では元気を出させることがキモたということ。その日一日、職場のスタートが良いか悪いかは朝礼当番にかかっている。本記事は、あなたが元気が出る朝礼を成功できるきっかけになればと執筆した。
元気が出る朝礼ネタ・スピーチコツ
朝礼に元気が必要な理由
朝礼スピーチにおいて、第一声で覇気が込められているかいないかでは全く違う。朝礼当番が元気を持っていないと聴衆は朝のどんよりしたムードのまま仕事に取り組んでしまう。
となれば、仕事の質はどうなるだろうか。やはり質の高い仕事は見込めないし、集中力が高まるまで時間がかかる。
つまり朝礼当番は、会社が朝礼で求めていること、従業員が朝礼で求めていることを理解してスピーチに臨まなければならない。その最も基本なのが「元気が出る朝礼」だ。
元気が出るコツのコツ
テレビでよく見かけるアントニオ猪木氏の決め台詞は今回のテーマの的を得ている。
元気があれば何でもできる!
プロレス会場やテレビで、この決め台詞を聞いた人たちは一気に盛り上がり歓声が響く。彼にはカリスマ性があり実績もあるので、聴衆は心打たれ元気が出て歓声を挙げるのだ。だが、一般人でも朝礼で元気が出るスピーチを行い、皆の元気とやる気を引き出すことはできる。
コツは簡単で
あなたが元気であればいいのだ。
人は、元気な人から元気をもらいやすい。
元気が出る例
朝礼当番の表情、立ち振る舞いにかかっている。
■ 美しい姿勢
■ 爽やかな笑顔
■ 張りのある声
まずは基本の三つを意識してほしい。姿勢は真っ直ぐ美しく、表情筋をよくほぐして笑顔、向かい合った壁に届くような張りのある声。朝一から声が出にくい場合は、よく通る声の出し方を参考にしてもらいたい。
次に、いざ朝礼が始まると皆の視線はあなたに向く。そこで第一声の「朝礼を始めます」に魂を込めるこが大事だ。
「こいつ、元気だな笑」と思わせれば勝ちであり、その時点であなたに好意を持つ。職場のお偉い方も「いい空気を作ってくれている」と評価する。
元気が出ない例
先と反対になる。不快感を与え、そもそもやる気あるのか不安になる。
■ だらっとした姿勢
■ 暗い表情
■ ぼそぼそ話す
朝礼に限らず、こんな態度じゃ誰しも気持ちいいものではないだろう。だが実際、上記のようなだるそうに朝礼当番をこなす人もいる。それを目撃した時、どんな思いを抱いくか想像いただくといいかもしれない。
元気が出る朝礼スピーチに入れたい魔法の幸せ言葉
魔法といっても呪文ではないので安心してもらいたい。シンプルに幸せ言葉を入れるのだ。たとえば「うれしい」「楽しい」「笑顔」「幸せ」「感謝」など。挙げればきりがないが、幸せ言葉を散りばめたスピーチは聴衆をいつの間にか幸せにする。もちろん、スピーチしている側ものってくる。
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一度、スピーチ原稿を書き終えたら幸せ言葉を挿入できる部分を探してみよう。バランス良く適度に入れることがポイントである。同じ言い回しを連続し過ぎたり、短い間隔で入れると不自然になるので注意しながらがんばってもらいたい。
この作業は営業トークにも大いに効果を発揮してくれるからおすすめだ。
元気が出る朝礼と軍隊化について
動画サイトにおいて話題になっているのが「まるで軍隊」「戦前教育」「洗脳!?」「ブラック企業」 とコメントがつく朝礼動画がいくつかある。価値観は十人十色だから賛否両論あるだろう。
見ていて思ったのは、やっている人たちが大真面目である。ふざけていないのだ。しかし大きな声を絞り出そうと必死の形相で苦しそうに見える。それは聴衆に苦しさも与えてしまうから、もっと明るく笑顔でやればいい。
企業の社風についてとやかくいうことはないので、朝礼当番をやる人にそこだけ気をつけてもらいたい。やっている人が楽しそうなら軍隊や洗脳化には見えないのだ。朝礼では元気を与えよう。
ちょっと一言
人それぞれキャラクターがあるから、無理に元気を出す必要ないんじゃないかと思うことがあった。でも朝一番に、ちょっとの間でも元気モードを入れると職場の空気が全然違うことに気づいた。朝礼は皆のためにやるものであり、リーダーシップを養う場でもあるのだ。そう考えると、やっぱり朝礼ってすごく重要な仕事だな。