朝礼ネタ雑学です。
今回は面白い語源がテーマ! 普段、「サバを読む」みたいな慣用句を使っているけど、由来までは意識したことがなかったので記事にしました。
同じように、語源に興味がある人は結構いるんじゃないかな?
朝礼以外でも披露できる雑学なので、ぜひご覧ください。
朝礼ネタ 面白い語源9つ!言葉の由来雑学だよ
面白い
意味
心が晴々して、明るいさま。
語源
面白いの語源には複数説があります。
■:面白いの面は目の前、白いは明るいという意味。目の前が明るくなったという面白説。
■:火を囲んで話していて、面白い話しになると顔を上げた。その時、火に照らされた顔が白かったからという火照説。
■:笑いすぎて窒息して、顔面蒼白になったことから「面が白い⇒おもしろい」という窒息説。
■:女性が顔の化粧をしすぎて真っ白になり、それをみて楽しかったから「面が白すぎる⇒おもしろすぎる⇒おもしろい」という化粧説。
窒息説は面白いという言葉の割にヘビーですね笑。スピーチのつぼは仕事に面白さを見つけること。
面白いと関連して朝礼ネタ 16の面白い話まとめ! ちょwww笑いとまらんは笑えるネタを用意しています。ぜひご覧ください。
楽しい
【意味】
満足、愉快な気持ち。気持ちよく明るい気分。
【語源】
楽しいと時、「手」を「伸」ばして喜び「舞」うことから「手伸舞(たのしまう)」が語源といわれます。
手伸舞だから、「楽」じゃないのか。理由は楽は和製漢字です。そのため、楽があてがわれました。
仕事、楽しんでいますか?
つらい時、楽しい時、波はありますよね。
仕事内容は順調だけど人間関係が! 人間関係は順調だけど、仕事内容が!
色んなことを乗り越えて、人生を楽しめる大人になりましょう。
スピーチのつぼは「仕事に楽しみを見つける」です。楽しみが見つかると、仕事に対する姿勢が変わりますもんね。
シカト
【意味】
無視。
【語源】
花札の十月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」の略語。 十月の札は、鹿が横を向いた絵柄なので、相手にしない、そっぽを向く、無視することを「シカトする」という。
語源は、花札の絵柄からきていたんですね。ただ、シカトはされて嬉しいことではありません。
できるなら、職場の人間関係は波風立てず、平穏無事に過ごしたい。ストレス溜めたくないですからね笑。
スピーチのつぼは仕事でも向き合わなければならない問題をシカトしないこと。
つまりは、先延ばしにせずスピーディに問題解決していこうってことで。
くわばらくわばら
【意味】
災難、落雷を避けるためにとなえるまじない。
【語源】
2つの説があります。
■:菅原道真が死後、雷神となり領地「桑原」にはあえて落雷をしなかった説。
■:雷神が農家の井戸に落ちてしまい、農夫にフタをされてしまった。出してもらうために「自分は桑の木が嫌いなので、桑原と唱えたら二度と落ちない」と誓ったという説。
「くわばらくわばら」と本気で唱えたことはありますか?
実際、唱える機会はものすごく少ないのではw
今や、時代劇や年配の方が口にするくらいしかないような気がします。
使う機会が少なくても、語源は知っていて損はありません。
雑学はウケますからね!
スピーチのつぼは「くわばらくわばら」に学ぶルーティンワーク(習慣)です。
仕事中、緊張することは多々あるでしょう。そんな時「くわばらくわばら」のように、落ち着くためのおまじないを準備してはいかがでしょう。
サバを読む
【意味】
都合の良いように多く言ったり少なく言ったり、数をごまかすこと。
【語源】
魚市場でサバを水揚げした後、早口で数えながら箱に投げ込まれ、本当の数と合うことないことからといわれる。
数が合わないのは早口だからですが、一般的には意図的にごまかす時に使われますね。
年齢、体重など、よく思われたいから。
いずれにせよ、数が合わずサバを読むことは信頼に欠けてしまいます。気をつけたい!。
スピーチのつぼは数字は正確にすることです。信頼のため、利益のため、サバを読まないようにがんばろう。
関連:朝礼ネタ 数字のメリット
図星
【意味】
相手の考えていることを当てること。
【語源】
矢の的の中心に描かれている黒点のこと。弓矢を射る時に「図星」を狙うことから、当てる様子のことを指すようになった。
会話中、相手の考えを当てることは仕事でも大事です。ニーズを読み取ることで結果の良し悪しが別れますからね。
ずけずけと 「あなたの考えは○○○でしょう」とは言えませんが、見事、的を得ましょう。
スピーチのつぼは、相手の考えを理解して動くこと。
とんとん
【意味】
2つのことが釣り合っていること。
収支が合うこと。
【語源】
伝統文化の舞台で踊っている時、調子良く足踏みをする。足音が「とんとん」と鳴るため、うまくいく、順調に合うという意味になった。
「とんとん」はよく使われる言葉です。「利益がとんとん」など、眉をひそめながら話す人を見たことはありませんか?
支出と利益がとんとんでは悩ましいことですからね。
スピーチのつぼは、とんとんを抜け出す知恵を練ること。会社全体の利益になります。
そりが合わない
【意味】
考え、価値観、正確が違うため噛み合わないこと。うまくやっていけないこと。
【語源】
そりとは反りのこと。刀の刃の反対側、峰(みね)の部分。峰は反っているので鞘に収める時、反り具合が合っていないとうまく収まらないことが語源となる。
刀が鞘に収まらないことを、人間関係に当てはめたわけです。人は十人十色ですから、そりが合わないのも仕方のないこと。
スピーチのつぼは、そりが合わないのは仕方なくても、うまく合わせるのがビジネスマン。
腕の見せ所です。
合わせることに原理が共通しているのが朝礼ネタ 日本史が変わってた! びっくりスピーチです。今さらだけど驚きの連続があるかも。
目こぼし
【意味】
大目に見て許すこと。
【語源】
「目からこぼす」を「目の中に入れないようにする」として、気づかないフリをして許すこと。
職場に一人は目こぼしされる人がいませんか?
会社のためにも、本人のためにもなりません。目こぼしはする人もされる人も注意しましょう。
もちろん、人だけではなく業務過程でもです。
スピーチのつぼは、目こぼしをしないこと。これに尽きます。
ご馳走
【意味】
豪華な食事のこと。
【語源】
「馳走」とは馳せ走る、馬に乗って走り回ること。客人に振舞う食事のために走り回って食材を探し、もてなすこという。
走り回るほど客人は大事。昔の人は律儀なんですね。
ご馳走できなければ、面子が立たなかったのかもしれません。
現代でも同じですけど。やはり、客人はもてなすこと。喜んでほしいし、仕事など次につなげるチャンスとも考えられます。
スピーチのつぼは、お客様をもてなす意識。できている人とできていない人の差は本当に大きいです。
対応された側も、それは敏感に感じます。意識、所作、話し方、すべて見られていることを念頭に喜ばれるもてなしを心がけよう。
面白い語源を朝礼スピーチ
語源のうんちくを述べたら、仕事のプラスになるような内容にシフトします。
大事なのは
やる気を引き出すこと。
以下、ご馳走をスピーチ。
語源朝礼スピーチ
お客様をもてなすことは、古来より重視されてきました。
それだけ、今後の付き合いや評価に値したからです。
せっかく、お越し頂いた方に「来てよかった」と思ってもらえるような「おもてなし」をしましょう。その積み重ねが全体の利益になります。
私達のもてなしで喜びを与える日としましょう。
一言
言葉って深いですね。何気に使っていました。
語源を知ると「言葉に深み」が出てくるはず。がんばろう。