朝礼ネタ「ほうれんそう」です。やっていますか、報告・連絡・相談。新人の頃は意識していても、仕事に慣れてくるとおざなりになることもしばしば。
「これくらい大丈夫ろう」なんて思い、報告をしないでいると大失敗するかもしれません。そんな心配したくないですもんね。仕事は楽しく取り組みたいです。円滑に行うためにも「ほうれんそう」を見直しましょう。
「ほうれんそう」とは
報告とは
上司からの指示に対して途中経過・結果を知らせること。部下から上司へ、後輩から先輩へ行います。
タイミングですが
大事なことはすぐに報告すること。
もし、ミスやトラブルの報告なら上司が忙しそうだからといって遠慮しません。遅くなると、取り返しがつかなくなるかもしれないからです。
関連:怒らせない上司への謝り方!かわいい奴と思わせる方法5つ
また報告の内容ですが、事実と憶測は分離して説明します。
事実は正確に伝えるべきです。意見や憶測を話す場合は先に事実を報告します。それから「憶測ですが〜」と伝えましょう。事実と憶測をごちゃまぜにすると上司へ何を報告したいのか伝わりません。
報告内容を整理して、できる部下アピールしてください。
連絡とは
情報を関係者に知らせること。情報について大小はありません。意見、憶測も必要なし。事実のみを知らせます。
連絡をするのも受けるのも、上司だけではなく関係者全員に行います。タテヨコのつながりなわけです。
かつ、迅速さが必要です。社内の情報共有なので、基本的に連絡は後回しにしません。
相談とは
判断に迷ったりアドバイスがほしい時に上司、先輩、同僚などに意見を聞くこと。
わからないことや疑問がある時、放ったまま仕事を進めると、後でトラブルになる可能性が高くなります。また、自己判断だけに頼り間違っている場合もあります。わからないこと、疑問があることは積極的に相談しましょう。
「ほうれんそう」をしない人もいる。なぜ?
そもそも上司と部下で「ほうれんそう」の考え方に違いがあります。部下は情報共有のため「ほうれんそう」があると考えますが、上司は指示した結果確認、リスク管理としてなんです。
その点を踏まえて「ほうれんそう」しない主な理由は
怒られたくない
責任を取らされたくない
評価を下げたくない
ほうれんそうをするほどではない
自分で問題を解決できるから
(参考:キャリアパーク)
マイナスイメージを持たれていますね。必要なことなのに、部下が萎縮してしまっているようです。
ほうれんそうを怠ると評価が低くなる可能性もあります。ぜひリストラされる人の特徴8つ。あなたは大丈夫?を一読しておくとみてください。
「ほうれんそう」ができるためには
上司と部下の関係ができていることです。先に述べましたが「ほうれんそう」をしないのは部下が萎縮していたり怠っている場合です。よって上司と部下の密な関係が必要となります。
もちろん馴れ合いは困りますが、厳しくするところはしっかり行いながら、密な関係を構築すればよいでしょう。
「ほうれんそう」をするメリットをきちんと伝え理解させればいいだけです。
上司に一目おかれる「ほうれんそう」実践
せっかくなら良い評価を得たいですからね。一目おかれる「ほうれんそう」を個心がけましょう。
- 催促される前に報告する
- タイミングよく
- 「ちょっといいですか」の声かけ
- 結論から述べる
上司といっても人ですから万能ではありません。感情があります。報告される側が気持ちよく聞けるように気づかいしてみてください。
きっと対応も変わりますよ。
朝礼スピーチのポイント
朝礼スピーチで訴えたいのは「ほうれんそう」による仕事の効率化です。「最近たるんでる」とか「なってない」ようなダメ出しより「ほうれんそう」をきちんと行うことでどれだけ円滑に仕事が進むかを理解させましょう。
意識改革して会社の底力を上げることを訴えるスピーチがオススメです。
一言
悪い報告をしたら怒られてヘコむことはありますもんね。でも報告しない悪化するかも。ドキドキするかもしれませんが、先に述べた一目おかれる「ほうれんそう」を意識していても楽しく仕事に取り組んてまください。