朝礼ネタインフルエンザです。
かかりたくない病気ですね。
体がしんどいだけではなく、仕事を休んだら生活にも収入にも影響が。
インフルエンザについて詳しく知りましょう。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」です。
朝礼ネタ・スピーチ例つきをどうぞ。
朝礼ネタ インフルエンザ
「インフルエンザ」と「風邪」は別の病気なんです。
風邪については、「朝礼ネタ 風邪をスピーチする」にてお話しています。一度、お目通しください。
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症。
【気道感染症とは】
気道や呼吸器における感染症。
発熱、せき、たん、といった症状があらわれる。
風邪よりも急激に発症して、症状が重いのが特徴。
感染すると1~5日の潜伏期間後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。
3~7日間後、治癒に向かいます。
恐ろしいのが死者数です。
年間の死者は世界約25~50万人、日本で約1万人と推計。
参照 : 厚生労働省
発症者は0~9歳の小児が約半数を占めているのに対し、死亡者は65歳以上の高齢者が大部分を占めています。
なぜなら、高齢者の方が抵抗力、治癒力が衰えてくるから。
また、日本でのインフルエンザは12~3月に流行します。
ピークは1月〜2月。
気温が低く乾燥した冬は、ウイルスにとって好環境で長生きできるのです。
インフルエンザの感染原因
インフルエンザの感染経路は飛沫(ひまつ)感染と接触感染があります。
飛沫感染は、感染した人が咳をして飛んだ飛沫に含まれるウイルスを別の人が口や鼻から吸み、体内に入り込むことで感染します。
接触感染は、咳を手で押さえた後や鼻水を手でぬぐった後、ドアノブ、電気スイッチなどに触れウイルスが付着します。別の人が触れて、さらにその手で鼻、口に触れると、ウイルスが体内に入り感染します。
どちらとも、家庭、職場、公共の場所で感染が考えられるものです。
- 飛沫感染は感染した人の咳などから感染
- 接触感染は感染者が触ったドアなどに触れ、さらにその手で鼻・口をさわると感染
インフルエンザの種類
インフルエンザウイルは「A型・B型・C型」の3つがあります。
流行となるのはA型とB型。
【A型インフルエンザ】
症状が重く死に至ることもあります。感染力が強いため世界的に大流行になりやすいのです。
香港風邪やスペイン風邪などで多くの死者を出しました。
2009年の「新型インフルエンザは、A型、H1N1亜型というものでした。
新型が次々と現れる脅威の存在なのです。
【B型インフルエンザ】
比較的症状が軽く、限られた地域で流行する場合があります。
【C型インフルエンザ】
軽い症状です。鼻かぜぐらいのものです。
一般的にインフルエンザというと、A型、次にB型です。
インフルエンザは2度かかる!?
一度、発症したけど完治した! と思っても油断は禁物なのです。
なぜなら、A型にかかって治った後に、B型にかかることもある。
したがって、2度も発症する恐れがあるんです。
予防は続けないといけませんね。
インフルエンザ予防
飛沫感染(ひまつかんせん)のように空気を吸い込むだけで感染します。
手洗い、うがいは欠かせません。
職場のトイレに除菌スプレーなどあれば、こまめに活用しましょう。
また、ウイルスはマスクの織り目を通過してしまいます。
しかし、マスクはインフルエンザ感染者が他の人にうつすことを多少は避けられます。
感染者、非感染者も湿度保持で冷たく乾燥した空気から、のどや鼻の粘膜を守るのには役立ちます。
近年、緑茶のカテキンパワーが話題ですね。
抗菌、抗酸化作用に強力な効果を発揮してくれる。
そこで、アメリカの栄養学専門誌「ジャーナル オブ ニュートリューション」で、緑茶がインフル対策になると発表。
なんと、1日2杯緑茶を飲むとインフルエンザの発症率が38%減少!
1日3~5杯の緑茶を飲めば同発症率が46%減少するという結果が。
緑茶でのうがいも推奨されていますし、予防法として取り入れた方がいいですね。
予防接種
シーズンごとに予測されるウイルスに合わせてワクチンが製造されます。
ただ、免疫を保つためには、毎年インフルエンザワクチンの接種を受けることが勧められます。
では、いつ頃予防接種をしたほうが良いのでしょう。
インフルエンザが流行る12月前には受けておきたい所です。
つまり、11月半ばまでには予防接種を受けておきたいですね。
予防接種の効果は2週間後といわれるからです。
インフルエンザ治療
インフルエンザウイルスの増殖を抑える「抗インフルエンザウイルス薬」で治療。
肺炎等を併発することもあるので、早めに治療することが重要です。
いずれにせよ、病院で受診しましょう。
もちろん安静にすることですよ。
新型インフルエンザは、熱が下がった3日後でも40%以上の人にウイルスが残留していることが判明ました。
感染を拡大させないために治療開始から最低5日間は、自宅療養が推奨されます。
実際、職場の規定でインフルエンザに感染したら医者に診てもらい、完治したと判断されないと出社できない所もあります。
それほど、インフルエンザは業務停止を招きかねる脅威なのです。
朝礼スピーチ
インフルエンザが流行る季節です。
風邪との違いをご存知でしょうか。
風邪よりも急激に発症して、症状が重いのが特徴です。
感染すると1~5日の潜伏期間後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れる。
3~7日間後、治癒に向かいます。
年間の死者は世界約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
これほど人類の脅威なのです。
インフルエンザは仕事に出れなくなるし、感染症のため業務全体に影響がでます。
しっかりと手洗い、うがいをしましょう。
円滑な業務遂行のため、自己管理を徹底し元気に取り組みましょう。
一言
ほんっと気をつけよう!