よくバナーが現れる国境なき医師団。名前は知ってるけど具体的に何してるところなの?そう、バナーだけはよく見るけど!
具体的に何をするのか調べたよ。
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国境なき医師団ってこういうところ
国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres=MSF)は、 中立・独立・公正な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体です。1971年に設立し、1992年には日本事務局が発足しました。
MSFの活動は、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的としています。紛争や自然災害の被害者や、貧困などさまざまな理由で保健医療サービスを受けられない人びとなど、その対象は多岐にわたります。
MSFは世界各地に28事務局を設置しています。主な活動地はアフリカ・アジア・南米などの途上国です。2012年は約3万5000人の海外派遣スタッフ・現地スタッフが、世界72の国と地域で活動を行いました。MSF日本から62人をのべ94回派遣し、27の国と地域で活動しました。
MSFの活動は、ほぼすべて民間からの寄付で成り立っています。また、活動地へ派遣するスタッフの募集も通年で行っています。さらに、活動地の現状報告や患者の方々の声を届ける証言・広報活動も重視しています。
1人でも多くの方が、私たちとともに行動してくださることを願っています。
出典:国境なき医師団
つまり
- お金儲けを目的としない
- 医療・人道援助を行う
- 途上国で活動
- 民間の寄付から成り立っている
という団体なわけです。
国境なき医師団の具体的な活動とは?
- 紛争地での活動(アフリカ・シリア等)
- 難民キャンプでの活動(ケニア・ソマリア・シリア等)
- 被災地での活動(フィリピン台風等)
- 感染症対応(エイズ・はしか・マラリア等)
- 顧みられない熱帯病対応(シャーガス病・カラアザール・アフリカ睡眠病・その他の病気等)
- 病院・薬がない地域(調査・提言・性暴力など)
これら深刻な問題に対して
- 診察と治療
- 病気の予防
- 心理・社会面の支援
などに取り組んでいます。
3000円で出来る人道支援とは?
たとえば「はしか」です。この病気の感染予防です。世界保健機構(WHO)では、発展途上国を中心に、毎年3,000万人以上の麻疹患者と87万5千人の死亡者(致死率3~5%)の発生を推測しています。日本ではありえないようなことでも途上国では死者が多数でているわけです。
そしてこの3000円という寄付は必ず毎月ではなく1回のみなど、自分の都合に合わせてでも可能です。もちろん毎月の寄付という選択肢もありますがひとそれぞれだと思います。しかし、3000円でこのようなことができます。

これは3000円×2回の寄付のパターンですが120人の予防できたというわけです。自分の都合にあわせて無理なく寄付できるのでプレッシャーを感じることはありませんし、毎月の義務になってしますといういうな強迫観念もありません。
まとめ
日本ではありえない状況が外の国では日常となっています。SNSでシェアすることもとても大事です。実際に協力することも非常に大事です。興味がある方は是非
国境なき医師団のHPをご覧ください。