朝礼ネタ雑学です。テーマは日本史。
歴史は好きですか? 大抵の男子は一度くらい歴史にハマるでしょう。
「あの時代は熱かったな」なんて想像をかき立てたり。ところが、好きだから覚えていた歴史が変わっていました。
年号やら名称やら、なんやらかんやら。もうっ!!!
まあ歴史話は盛り上がるので「日本史、変わったよ」とびっくりさせるスピーチしましょう。
変更点をまとめました。
朝礼ネタ ためになる雑学 変わった日本史一覧
鎌倉幕府 1192 ⇒ 1185
源頼朝が、朝廷に全国へ守護地頭を配置することを認めさせたのが1185年だったため、変更されました。
って、おいおい!!
「いい国作ろう(1192)鎌倉幕府」でインプットしていたのに。
学説が変われば教育も変わるんですね。
今や、「いい箱作ろう(1185)鎌倉幕府」の語呂合わせです。
何となくリズム感に不協和音を感じてしまいましたが笑。しかし、教科書も1185年になっているので、受け入れるしかないんでしょうね。
大化の改新 654⇒646
中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)らが、やりたい放題の蘇我入鹿を暗殺し、蘇我家を滅ぼした乙巳の変(いっしのへん)の後に行われた政治改革のことです。
天皇中心の中央集権国家へと移行しました。
その、大化の改新は虫殺し(645)とインプットしていましたが、年号が変更。
大化2年(646年)1月に改新の詔を出したため、646年が大化の改新と教科書に記載されるようになりました。
歴史研究が進むにつれ、新たな発見がありますね。
語呂合わせを工夫していますが、むしろ(646)大化の改新説があります。
士農工商という序列はなかった
江戸時代では、士農工商という順序で身分制度があったと習いませんでしたか?
実は、この序列はなかったのです。
では、なぜ序列があるといわれてきたのか?
それは、明治政府が幕府のイメージダウンを狙ったためともいわれます。
結局、武士は支配階級だったのですが、農工商は対等。武士以外は仲良かったのかな。
鎖国は「いわゆる鎖国」に
江戸時代、外国との交易を制限したことから鎖国といわれました。
しかし、実際には東アジアとがっつり交易していました。
そのため「いわゆる鎖国」と表現をゆるめたんです。鎖国とは孤立状態を指すので、実は孤立じゃなかったよってことです。
他、小さな変更
和同開珎⇒富本銭
富本銭は683年頃に日本でつくられたと推定される銭貨。和同開珎は708年に発行。
和同開珎の後に発見されたので、しょうがないですね。
奥の細道⇒おくのほそ道
松尾芭蕉の俳句の原本が発見され「おくのほそ道」と記述があり改められました。漢字からひらがなへ。やわらかい印象です。
聖徳太子⇒厩戸皇子(うまやどのおうじ)
足利尊氏の絵⇒側近の高師直や他の武士だったといわれます。
日本史朝礼ネタをスピーチ
歴史の研究が進むにつれ、塗り替えられていくことがつぼです。
日本史とビジネスは変化するもの。適応力を高めるために積極的にアンテナを張ろうってスピーチします。
やる気のでるスピーチをしましょう。
朝礼スピーチ
学生時代に習った日本史が変わっていました。びっくりです。必死で覚えたのに。。。
でも、変わったのは悪いことではありません。むしろ、真実がわかったことは大きなメリットです。
良い意味で変わることは、積極的に学びましょう。
常に進化する気持ちで、アグレッシブに仕事へ取り組めば、結果はきっとついてきます。アグレッシブにがんばりましょう。
一言
鎌倉幕府が1185年だったのはびっくりでした。
いい国作ろうの方が語感は良かったなあ〜って、しみじみ思いながら新しき歴史ロマンをかみしみます。