ニート就職が会社にやってきた!一緒にいてわかったこと!

ニート就職

どうも、み ろく( @MirokuNet)です。

「働いたことがないんです」

不安いっぱいの表情で僕に語る、ニート歴9年の彼が発した第一声でした。職場にニートがやってきました。2人です。僕が指導を担当したのはこの第一声をはなった彼です。

ニート就職

彼と接してニートについてわかったこと、奮闘したこと。

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就職支援でやってきた

国の支援制度で研修生として2人のニートがやってきました。30歳と35歳です。僕が指導担当したのは30歳の彼です。就職しようと思ったがどうやったら働けるのかがわからない。

そんな彼が苦労の末、ニートから研修生として自力で就職が決まったのです。よかったですね!(^^)!

就職したいが叶ったが…

さてここからが彼と僕の奮闘記です。まず彼のプロフィールについて。

  • うつ病のため大学院中退
  • アルバイト経験もなし
  • 実家暮らし
  • 親、金持ち!(お父さんが某大手住宅会社の本部長)

親、金持ちです。聞いたところによると、豪邸という類のものとか。パソコンは得意で自作パソコンを作れるほど。つまりパソコンメンテナンスは強い戦力です。

彼には僕の業務でサポートの役割を担当してもらいました。ネットショップ・クライアントへのプレゼン・社内ミーティングの進行役などです。

彼にとって生まれて初めての就職。むしろ初めての仕事と言えます。仕事のきびしさを知らないから全てが不安でしょう。社会人としての言葉遣いや責任を持つことの大事さ。初就職30歳にして味わうんです。

同年代で新卒採用された人とはどうしても差が生まれます。社会人教育も受けていません。

ニート差

一緒に仕事をして気付いたことは、社会人を自覚していないこと。まだ自分なりの社会人という答えをもっていないようでした。そのためか午前に頼んでおいた仕事をまったくこなしておらず、午後に僕が帰社して初めて取り組み始めるわけです。

さすがに注意をしました。この時彼は「あぁ、はい」という対応だったわけで。注意を受けた時の対応力も必要ですね。

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ニート歴9年。30歳は人格が完成している

この一件以来彼は僕に対して「怖い」というイメージをもちました。話すときあまり僕の目を見なくなったのです。質問も僕にするより、やさしい感じの人に集中です。そうなれば他の人が業務を中断しなければなりません。う~ん。こりゃいかん!

僕の管理責任もあるので彼と積極的にコミュニケ―ションを図りました。一緒にご飯食べたり趣味の話をするうちに彼の闇の部分に触れたのです。

  • いじめ
  • 自己嫌悪
  • 他人のせい

人間30年生きてれば人格は完成しますね。経験してきたことが今の人格を表しています。過去のつらい経験から困難を避けるくせがついてました。「自分にはできないと思う」「他の人にやってほしい」。でもでも…。

できないことはわかってるから安心してほしい

できないことがあるのはわかってるんです。成長してもらうために経験してほしいんです。どんどん失敗してもいい。僕は腹を割って彼に伝えました。そうすると気持ちが楽になったようです。

仕事に積極性を持ち始めました。「自分からやる」発言が増えてきたんです。

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就職後初の大仕事。プレゼンを任せてみた

気持ちがのっている時に思い切って社内プレゼンを任せてみました。就職後初の大仕事です。内容は知識の共有。サイトへのアクセス解析でどんなユーザーがどんなニーズをもっているのか。

「それでは始めましっ!」

まずのっけから噛みました笑。いやいいんです。それで! かわいいもんです。

社内で知識の共有を図る目的を見事に遂行してくれました。感動しましたね。できて当たり前のことかもしれませんが、ニート歴9年でおどおどしていた人間が10人の目の前に立ちプレゼンを行う。彼自身こんなことは想像もしてなかったらしいです。

甘やかしているかもしれませんが、マジで素晴らしいです。

もう一人のニートが話したいって

少し落ち着いてきたころ、冒頭にちょこっとだけ紹介した35歳のニート(元ですが)が「話したい」と言ってきました。仕事がかんばしくないようで。

担当している業務で行き詰ってるとのこと。ネットショップの商品ページを作成しているが、どうデザインすればいいかわからないから僕にやってほしい。

う~ん、一難去ってまた一難かぁ。アドバイスが欲しいとか構成台本を協力してほしいのではなく、いわゆる『丸投げ』でした(+o+)

おかしいな、担当の指導係がいるはずだが…。聞いてみると指導係は自分のことで精いっぱい。新人教育の余裕がないとか。それはそれでおかしな話だ。僕が補助的にこの35歳の元ニートの指導も行いました。

彼もなかなかの曲者

35歳元ニートはこんな人です。

  • 彼も初就職
  • 敬語が使えない
  • 身だしなみが…
  • 超マイペース

これは僕もスイッチが入りました。補助的に指導する立場ですが、ゆるくやっていては彼が成長しない。タメ口は即注意、接客業ではないですが身だしなみの意識、業務完遂の期限を意識すること。

あくまで補助ですからいつも一緒にいることはありません。なので、僕がとった戦略は『たまにくる怖いおっちゃん』的なキャラです笑。僕のほうが年下だけど。

これは効き目ありましたd(>_・ )グッ!

こんな感じ:わかり合えるさ.上司が知っておくべき上手な叱り方と悪い叱り方

正解はない

2人に対しては違うやりかたで接しました。相手によってどのように接するか、人それぞれのツボがあるんだなぁとしみじみ感じました。

このやり方で大丈夫って言える正解はないわけですね。

ただ、元ニート2人は行動したんです。脱ニートしたいって!

ニート辞めたいなら脱出した人の話聞いたら?

行動するのが怖くなったり、ダメだったらって考えるかもしれないけど、変わるためには一歩動くことです。

ニートまとめ

これまで触れ合うことのなかったニートという人達。彼らが苦労して就職したことは素晴らしいことです。彼らに対し理解をもって接することで互いに成長できたことは僕にとって貴重な体験でした。

彼らと接して学んだことは

  • 相手を理解すること
  • 信用してまかせてみること

最後ですが2人の共通の言葉です。

ニートやってる時、助けてほしいっていつも思ってた

助けてほしいと思ったら、声に出して、素直に人に甘えてくだい。

2人ともまだがんばってる!