ぼくの親は高齢です。もうすぐ八十歳。子供の頃は親を見上げていました。
ぼくが大人になり、親が高齢になると、目線が逆になります。
どうも、ユキノブ( @MirokuNet)です。
幼少期、父の腕にぶら下がって遊んでいましたが、今はか細い腕になりました。
脳の働きも身体的にも「だいぶ衰えてるなあ」と感じます。離れて暮らしているので、最近、年老いた親のことがとても心配になります。
なので、親が高齢になったときどんなことに気をつけるかを、ぼくが行動したことも含めてまとめてました。
親が高齢になった時の付き合い方
振り込め詐欺
おもに高齢者をターゲットとした詐欺です。
息子を名乗った「オレオレ詐欺」、社会保険事務所を名乗る「還付金詐欺」、警察を名乗り息子さんが犯罪を犯しただの、銀行を名乗りカードが不正使用されているだの、あらゆる角度から詐欺行為により財産をだまし取ろうとします。
親が高齢になると、本当に心配になります。
いまどんな詐欺があるか、対応策は???
口で説明だけしても高齢者は忘れることがよくあるので、書面でわかりやすく説明します。
しかも、年老いた親には大きな字で。家の電話機の前に詐欺の種類や対応策など、郵便局、銀行、警察、官公庁から集めた書面を貼りつけることもしています。
そして必ず、何か怪しげな電話があれば「いつでもいいからぼくに電話して、確かめて」と念を押しています。
で、一度、オレオレ詐欺らしき電話がきたらしい。母は家族しかわからないようなことを質問攻めにして「息子ではない」と判断したんだってww
ゆっくり話す
耳がわるくなります。
普段より「大きな声でゆっくり」と話さなければ聞きとれない。年老いてくれば防ぎようのない現象です。
うちは、まったく聞こえないわけではないので、それほど困ることはないのですが「年々耳がわるくなってるなあ」と実感しています。
理解力も衰えてくるので、仏の境地で根気よく物事の説明をしています。
ぼくにとっては当たり前のことでも、流動する世の中の情報に高齢者はついてこれなくなります。
なので、小学生に説明するぐらいの気持ちで物事の説明をしています。
定期的に電話する
4、5日に1回でも電話をする。
メールではなく声を聞く。体調はどうか、変わったことはないか。
実際に話をして確かめます。うちの親はメールを打てるのですが、話すと感情を読み取れるので電話をしています。
息子と話をすると元気が出てくれるようだし。
親子のコミュニケーションでもあります。声を聞くと安心しますからね。
近所の人に声掛けを頼む
もし痴呆症になったら、徘徊するかもしれない。
先日、お昼ごはんを買いにスーパーへ向かっていたところ杖をついた老男性に声をかけられました。
老男性 「すみません、うちに帰りたいが迷ってしまいまして。◯◯中学校がわかれば帰れるんですが」
ぼく 「ああ、だったらすぐ近くなんで一緒にいきましょうか」
実話です。
ホントに徒歩2、3分ぐらいの近距離。ご近所の方だったので認知症なのかな?
ご家族が探している様子もなかったので、一人で徘徊してしまったのかもしれません。
もし、ぼくに声をかけなければずっと遠くに行ってたかも。
なので近所の人に声をかけてもらうことって、とても大事だと感じました。
「ああ、あの人だ」とすぐに認識してもらうことで、家に連絡してもらおうと思います。
隣人、地元の友だち、知り合いの商店。もし突然、痴呆症になり徘徊することがあれば近所付き合いは欠かせません。
寝たきりになることも覚悟する
寝たきり用のベッドを購入すること。介護についての知識。準備することはたくさんあります。
現実的にお金がかかります。この場合「介護ベッド」という専門のものがある。1台10~20万円くらい。
探せばもっと色々あるでしょうが、年老いた親のための介護ベッドと考えたらちょっと奮発してもいいかなと。
子供の頃おねしょして、さんざん布団を洗ってもらいましたしね。
介護について、仕事があるので付き添いはできません。
ヘルパーさんにお願いすることになるでしょう。ヘルパー料金っていくらぐらい??
お金のことばっかり考えてしまいます。現実問題としてしょうがないですけどね。
ヘルパー利用料金の参考。
http://allabout.co.jp/gm/gc/313890/
時間や介護内容で料金が異なります。介護保険があるので自己負担分で考えます。
身体介護
30~60分……4,040円(自己負担額:404円)
出典:All About
ヘルパーさんを頼んでる家庭って多いですね。ぼくの住んでる近所でもヘルパーさんが訪問してます。
認知症を覚悟する
物忘れ。経験、時間、場所、人物などの記憶を失っていきます。親が認知症になったとき、どんな対策をとるべきか。
物忘れに対して「さっきも言ったよね」などストレスを与える言動は慎む。
叱りつける、怒る、といったことは効果がなく、逆に受け止めてあげることが大事。愛情をもって接すること。
認知症の人も感情はあります。
そういえばぼくが子どもの頃、感情的になって親に「貧乏な家に生まれてしまった」とひどいことを口にしたけど、お父さんは頭をなでて受け止めてくれたなあ。
小さな子どもを頭ごなしに叱りつけてると、成長するにつれ情緒不安定になりますからね。
認知症にも同じことが言えるのです。
最後に
考えることがいっぱいです。そして考えたくないことも。
お葬式。
いつかは来ることですから、覚悟しておかねばなりません。
大人になるまで育ててくれた親に、今度はこちらが尽くしたいなあ。
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