社会人に限らずとも、質問力って大事です。
なぜなら、あらゆるコミュニケーションや問題解決に通じるから。
だから、知りたい情報を得るためや疑問を解決するために、適切な質問を投げかけます。
日常会話から仕事まで、ぼく達にとって必要不可欠な質問力を、ためになる話として朝礼ネタのテーマにしましょう。
質問の型とか、会話の広げ方とか…etc.
うまく掛け合わせてやる気を引き出すスピーチをしましょうね。
ためになる質問力
では、質問力を上げるために何をするべきでしょうか?
ある程度、問いかけの「型」を理解しておくといいです。
5W1H
基本中の基本に5W1Hの型があります。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
学校で習った英語の基本(笑)。社会人になっても役に立つものですね。
クローズドクエスチョン
Yes・Noで答えられる質問。また、AかBかといった選択肢をあたえられ質問。
回答者は深く考えず、すぐ答えられます。
営業トーク例
営業マン:カードはよく使いますか?
お客さん:はい、よく使います。
だけですね。
すぐに答えられるじゃないですか。
オープンクエスチョン
「どのように?」「どう思う?」などの考えを聞く質問です。
回答者は考えてから発言するので、深い考えを引き出せます。
営業トークNoへの切り返し例
お客さん:保険の掛金をもっと安くしたいなあ
営業マン:たとえば、どんな内容で見直し死体ですか?
ためになる質問実例
スピーチするなら質問例をちょっとだけ押さえておこう。
クレジットカード営業の場合
営業マン:普段カードはお使いですか?
お客さん:はい
営業マン:ありがとうございます。ちなみに、どんな時に使われますか?
営業マン:普段カードはお使いですか?
お客さん:いいえ
営業マン:さようですか。参考までに、気になる(不安)点などございましたか?
こんな感じで、使う理由・使わない理由を探っていきます。
質問を受ける場合は説得力のある返答をしよう!「朝礼ネタ説得力」もオススメ。
相手に自分から喋ってもらう
あいづちと質問が一体になった型です。
- それで?
- というと?
- 例えば?
後輩:部長がめっちゃムカつくー
先輩:例えばどんなことで?
イラッとすることを言われたら
- それを言って(知って)どうしたいんですか?
- 逆にあなたはどうなんですか?
朝礼ネタ。質問力をスピーチする
では、起承転結でのスピーチをしてみます。
朝礼では長くてもせいぜい1分程度のスピーチが妥当でしょう。
スピーチなので、緩急をつけ聴衆を退屈させないよう心がけます。
スピーチ例
質問力がテーマです。
先日、車で移動販売の焼き芋を買いました。
一つくださいというと大きい芋を取り出して価格が「800円」とのこと。
えっ、高っ!!!
「全てこれくらいの値段なんですか?」
「他店はもっと安いですが、何か違いがあるんですか?」
質問すると、焼き芋屋さんはバツが悪い表情になりました。
すると、一回り小さくて400円の芋があることが判明!
質問しなければ、もっと安く買えたものに高いお金をだすところだったんです。。
質問の型を持つこと、突くべき本質に注意することは、ビジネスにも重要なことだといえます。
「問題解決」や「目的達成」のために有効な質問力を高め、担当業務・会社の業績向上に勤(いそ)しみましょう。
質問力の本。レビュー高評価↓
一言
余談ですが、答えたくないこと・イラッとすることに「逆にあなたはどうなんですか?」の質問返しは効きます。もっとネタがほしい方は「朝礼ネタのカテゴリ」へどうぞ!