「大企業に勤めているけど、ベンチャーに転職しようかな」
転職を考え中の人は、この記事で迷いを決断に変えることができます。
ベンチャーに勤めていたぼくが、その理由をお伝えしましょう。
目次
大企業からベンチャーへ転職するのは危険
ベンチャーに転職したい理由はいろいろあるでしょう。
自由な社風に憧れるとか今の仕事に先が見えないとか。
ノータイでおしゃれな感じがいいとか。
はたまた、「伊勢谷友介」みたいなシュッとした人が、スタバコーヒーを飲みながら、「おはよう」なんて言う職場に憧れるとかw
人それぞれ理由はあれど、結果、大企業からベンチャーに転職して失敗する例があるんですよね。
「生活水準が下がった」「思うように仕事ができない」なんて「あるある」です。ストレートに言いますと、
環境がガラリと変わるこを恐れるなら、転職は見送った方がいい。
大企業からの転職は危険がいっぱいなんです。転職を見送った方がいいと断言する理由をお話しますね。
大企業とベンチャーの違い4つ
大企業とベンチャーは天と地ほど違う。
雲泥の差ですよ。
大企業とベンチャーに違いを4つ挙げましょう。
- 待遇が違う
- 大企業と仕事の質が違う
- 大企業の傘がない
- ほぼ研修制度がない
では、それぞれ詳しく説明します!
① 待遇が違うよ
大企業の常識がくつがえります。
給料はほぼ下がります。
そうなれば、生活水準も下がります。
お姫様が町娘のになるようにガラリと変わる!
それに、土日祝休みで年間休日125日なんてそうそうありません。
「交通費は月いくらまで」とか必ずしも全額じゃないこともある。
そう、ベンチャーとはアドベンチャー!
熱い冒険野郎の会社だからムリなことを楽しむ。
待遇は大企業に比べれば「下がる」けど、やりたい仕事に挑戦したいなら飛び込むのもありですよ。
② 大企業と仕事の質が違うよ
大企業の頃って他部署との連携で仕事したりするけど、ベンチャーは一人でこなすことが多いです。
たとえば、ぼくはネットショップの仕事で企画やデザイナーも兼任していたし、事務職もやりました。
でも、大企業だとそれぞれ役割があって専門職ですよね。
デザイナーとして採用されたのに、事務もやるし「思っていたのと違う!」ってなるでしょう。
また、大企業では他部署との連携でプロジェクトを完遂したのに、自分の力でなし得たと過信してしまうことも。
でも、本当は他部署の力があってこその話。
優秀な人がいたから遂行できたプロジェクトを自分の成果と勘違いする場合もあります。
社内での連携、交渉がうまかったからであって、対外的な交渉力ではありません。
抱える仕事は多いし、根本的な質の差もでてきますね。
③ 大企業の傘がない
たとえば営業で、お客さんへのアプローチがすんなりいったのは、大企業の傘があったから。
コレ、相当でかいでしょう。
郵便局の保険営業から転職した人の話ですが、今までは玄関先で「郵便局でーす」と名乗ればドアを開けてくれた。
でも、転職先の社名を名乗ってもドアは開けてくれないし、契約もまったくとれないとボヤいていました。
大企業の傘に守られていたのを、個人の力と勘違いしていたんですね。
今まで鎧を着ていたから戦場で生き延びたのに、裸でも勝てると思っているようなことですよ。
ベンチャーに行くなら「はだか一貫」の覚悟が必要。
④ ほぼ研修制度がないよ
大企業だと指導係がついてくれたり研修制度がありますが、ベンチャーはほぼないです。
むしろ、自分で仕事を作っていく主体性を求められます。
ベンチャーはさして人も多くないし一人で多業務を担当しているから、転職組の教育に時間を割く余裕はありません。
ぼくの経験でも「はて、何をしていいのやら?」と頭が真っ白になったことがありますので。
「指示待ち」は置いてけぼりになるから、積極的に動く心構えの準備をしておきたいですね。
エリートがベンチャーへやって来た実話
ぼくが勤めていた福岡の会社に
東京に本社のある大企業から、40代女性が転職してきたことがあります。
どんな理由で転職したのかは聞いていなかったんですが、思いきった決断だなあと感じていました。
で、やはり、大企業と体質の異なるベンチャーにたっぷりストレスを抱えだします。
ネットショップ運営、Webサイト構築業務でしたが、忙しい時は休日出勤もしていたんですね。
待遇も大してよくなかったし…てか、めっちゃ給料低かったしw
なんせ吹けば飛ぶような会社でしたし。そしてストレスが最高潮に達したようで…
ついにエリートがキレた!
そこである日、とうとう爆発しちゃって、
私が働いていた大企業ではこんなんじゃなかったああああ!!!
と怒って帰りました。
「おお、そうなのか」と心で返事しかできなかったんですが、大企業での待遇が身に染み付いて耐えられなかったのでしょう。
もっとベンチャーの仕事環境を調べた上で、入社していたらキレることもなかったでしょうに。
大企業からベンチャーへ転職が向いてる人は?
では、どんな人がベンチャーへ転職が向いているのでしょうか。
ベンチャー企業の実情を知るぼくがリアルな説明します。
転職を考えている人はぜひ注目してください。
やりたい仕事にかけてる人
大企業の待遇を捨ててまでやりたい仕事に取り組むという
情熱がある人!
収入が減ってもやりたい仕事への熱意があれば環境の変化に負けません。
ようは腹をくくっているんですよね。
だから、生活水準が下がろうともベンチャー特有のみんなが総合職の状態でも、やりがいを見つけられる情熱のある人は向いています。
大企業のプライドを捨てられる人
大企業エリートだったというプライドはかなりの持続力があります。
新たな職場でも前職でのエリート意識を簡単に捨てきれません。
しかし、足かせになるプライドを捨てきり裸一貫の気持ちでやってくる人は、見事に仕事をやり遂げます。
おまけに人間関係も良好ですね。一緒に働いて楽しかったです。
行動力のある人
大企業では自由にできなかったフットワークを活かしたい人はベンチャー向きでしょう。
ぼくの体感ですがベンチャーは横の連携もスムーズで、一つの要件に何人もの人を介さないといけない面倒さはありません。
つまり、スピーディに仕事を進められるんですよね。
無駄な手間を省いてさっそうと行動に移したい人は働きやすいはずです。
企画提案を発言できる人
会議では何も言わないより、積極的に企画提案する人が求められます。
そして企画提案するためには世の中の動きに敏感であることが必要で、かつ、流行だけでなくニーズに敏感なことが重要なんですね。
企画提案を積極的に発言し、世の中のニーズを見抜く力を求められます。
とくにベンチャーでは遊び心もあるので、「その企画面白いね」と言ってすぐ行動に移すことがあります。
だから、やりがいはありますよ!
なぜ転職したいのかを再確認
転職したい理由が「ベンチャーでしかできないこと」なら
どれだけ環境が変わるか、理解した上で挑戦するのもやりがいがあるでしょう。
そして、大事なのは「なぜ転職したいのか」です。
もし待遇に不満であれば、他部署へ異動で解決するかもしれません。
それでダメなら大企業から大企業への転職の方がいい。
治療法があるのに病気をあきらめるようなことをしたらもったいないですから。
なので自分がなぜ転職したいのか、再確認してからベンチャーに行くことをおすめします。
環境の変化に躊躇したら転職は見送った方がいい
もし、躊躇したら、ベンチャーへの転職は見送ったほうがいいですね。
実際に働きだすと「転職しなきゃよかった」なんて後悔するから。
「待遇、環境の変化は覚悟の上だ! それでも挑戦したいことがあるんだ!」という人が、ベンチャーでやっていけるのではないでしょうか。
あなたはどうしたいですか?
【必見】知らないと損!自分の市場価値を知る方法
人間関係、ブラック環境。転職を考えたけど自分の評価いかほどだろうか。
自分の市場価値は知っておいた方がいいですよ。転職活動において自信になりますからね。
しかも自分の価値を知らないと、過小評価されていいいように使われてしまいます。
そこであなたの市場価値はいくらなのか? 想定年収から面接確約スカウトまである求人サイトをご紹介します。
ミイダスがあなたの価値を割り出す
全て完全無料の「ミイダス」です。
⇒MIIDAS(ミイダス)
ミイダスの特徴は求人サービスだけでなく、7万人の転職データから自分と同じキャリア属性の人がどんな仕事でいくらの年収で転職しているのかわかる!
つまりあなたの市場価値が割り出されるのです。
▼ちなみにぼくの市場価値
しかし、MIIDAS(ミイダス)でしか得られないのは「7万人のデータを元にあなたの転職市場価値を年収で表すこと」です。
さらに「面接は絶対にしますよ」という確約スカウトもあるのがいいですね。
転職への自信がほしい、仕事の悩みから解放されてイキイキ働きたい人は自分の市場価値を確認してみましょう!
追記。まだ登録してない方へ。今すぐ始めた方がいいです。
なぜなら、年齢が上がれば上がるほど転職市場では不利になるからです。今日があなたの1番若い日なので、自分の価値を知り適切な企業を知りましょう。
自分の価値がわかることは自信になります。そして、あなたにふさわしい企業がわかるのです。
登録していないなら今すぐ動きましょう。迷っている人は幸せをつかめません。自ら動いた人だけが幸せな働き方ができるのです。
登録はたったの15分でできます。まず登録して自分の価値を知ってください。わずか15分であなたの価値がわかり、ふわさしい企業が待っていますよ。