お店やWeb広告・ホームページなど世の中には数多のキャッチコピー例が出回っています。
キャッチコピーがターゲットに届いているか。またターゲットとしている人が、自分に向けらたキャッチコピーだと自覚できているか、とても大事です。
せっかく目に入ったのに、これは自分には関係ないとスルーされると、広告を出した意味やキャッチコピーを作った意味がありません。
ターゲットに「自分にとって必要なことだ」・「自分に向けられていることだ」とわかってもらい、お店なら「立ち止まって商品を手に取ってもらう」、Web広告なら「クリックしてもらう」、ホームページなら「じっくり閲覧してもらう」。
ターゲットにとって自分に必要なことだと理解できるようなキャッチコピーの作り方をみてみましょう。
そんなこんなで「呼びかけ効果」という方法を紹介します。この「呼びかけ効果」のキャッチコピー例とはいったいどんなもでしょう。
呼びかけ効果とキャッチコピー例
まず、呼びかけ効果とはいかなるものかと説明します。つぎにキャッチコピー例を挙げます。
呼びかけ効果とは
これは「あなた向けですよ」ということをストレートに伝えます。「あなた向けですよ」をカテゴリ分けてみると、
- 悩み
- 欲求
- 年代
- 性別
- 地域
これらのカテゴリにプラス「人へ」とか「方へ」とつけます。
キャッチコピー例
悩みで訴求する
- 肩こりでお悩みの方へ
- 夏までにぽっこりお腹を解消したい人へ
- 最近薄毛かなと気づいた人はクリック
欲求で訴求する
- 本物の味を追究する方へ
- もっと知りたい人は…
- 70年代ディスコ曲をお求めの方
年代
- 30代必見
- 40代、肌が気になるなら
性別
- 〇〇な男性むけ
- 女子会専用スイーツセット
地域
- リフォーム 福岡
- 東京でしか買えない〇〇が期間限定で販売
売上16倍のキャッチコピー例
約10万円の高額商品が売上16倍に!
買いたい気持ちに火をつけるキャッチコピーの作り方・「コーヒー専門店のいい香りが家庭で楽しめないか探していました」
・「煎りたてのコーヒーを家でも飲みたいと思っていました」
・「美味しいコーヒーを追求していくと鮮度が大事だとわかる。しかし、焙煎は簡単な
ものではない。手軽に焙煎できる機械を探していた」
・「プロのコーヒー店で飲んだ味と、スーパーで買った粉で入れたコーヒーの味の差が
ありすぎた」「手軽においしいコーヒーを飲みたいコーヒーファンの皆様へ」で
売上は16倍に!つまり、コーヒー専門店のような本格的なおいしいコーヒーを手軽に飲みたいと思っていた人が「カフェプロ」を購入していたということがわかったのです。
これには、ダイニチ工業さんも驚きでした。コーヒー豆を買えばタダで「焙煎」してくれるので、一般のお客さんが10万円という高額を出してまで、購入してくれるとは思っていなかったからです。
そこで、ホームページのキャッチコピーを「手軽においしいコーヒーを飲みたいコーヒーファンの皆様へ」に変更。
「カフェプロならプロでも難しい焙煎の技を、ボタン操作だけで手軽に再現。簡単にコーヒー専門店のような本格派コーヒーが楽しめます」
というメッセージを大きく入れてみました。
すると、同じように「コーヒー専門店のような本格的なおいしいコーヒーを手軽に飲みたい」と思っていた人が「カフェプロ」を購入し、前年と比べるとなんと16倍も売れるようになりました。
出典:ダイヤモンド・オンライン
まとめ
ターゲットにストレートに呼びかけることによってキャッチコピーの威力を増幅する方法です。自分の悩みや年代に当てはまると無意識に目がいってしまいます。ぜひ使ってみて効果をご実感ください。